これからデータ分析を始めるという人に読んでほしい本
これからデータ分析を始めるという人に、ぜひ読んでほしい一冊のご紹介です。
- 作者: 河本薫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/07/18
- メディア: 新書
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著者は大阪ガスの河本薫さん、同社のデータ分析部隊の所長でもあり、この業界では有名人です。
データ分析に関するセミナー(有償)の講師の方にお薦めされた一冊です。
自宅の書庫に眠っていたのを見つけ、お正月に読み返しました。
データ分析を生業とする際の、陥りがちな失敗や、そうならないための心構えから遂行プロセス、成功のポイントまで、事例を交えながら書かれています。
特に、データ分析の結果をビジネスにいかに結びつけるかという論旨は、当たり前ではありますが、本当にその通りだと感じました。
たとえば、分析の「価値」については、以下のように述べられています。
「分析の価値」=「意思決定への寄与度」x「意思決定の重要性」
ここで言う意思決定とは、ビジネスシーンにみられるあらゆるものをさしますが、たとえば、「何かを購入するどうか」や、「何をどれくらい購入するか」などがあるかと思います。
言い換えると、意思決定に寄与しない分析はただの数字遊びになってしまいます。
この他にもたくさん大切なことが書かれていますので、仕事でデータ分析を行う方はご一読されてはいかがかと思います。
最近ではこちらも執筆されたのですね。ぜひこちらも拝読してみたいものです。
- 作者: 河本薫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/11/24
- メディア: 単行本
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